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水平私考SUIHEISHIKOU

正志の『水平私考』 2014年2月号

一週間後、ソチ冬季五輪が開幕!今大会は、10個の最多メダルを獲得した長野五輪を、彷彿させる報道で期待も膨らむ。メダル候補の一人で、日本選手団団長の葛西紀明選手が、団結式・壮行会で、ソチに懸ける思いを「不撓不屈」「一意尊心」と四字熟語で決意表明。よく相撲で大関や横綱昇進の口上に四字熟語が用いられている。今場所、そんな口上が聞けるかと、最高位の称号、綱取りに挑んだ稀勢の里だったが、本来の力が発揮されず精彩を欠いた。連続準優勝を4度記録している実力者だが「実現間近・国民期待」の重圧は相当なのだろう。「心・技・体」大胆かつ繊細、力の強弱を総てコントロールする心が先にくるのがわかる。▼愈々、ソチオリンピック!3月にはパラリンピック!日本とソチの時差は5時間(日本が先に進み早い)。日本代表選手には、「さぁ国民を寝不足にしちゃおうか」くらいの強気で挑んでほしい。一昨日、激励に参加した 男子スノーボードハーフパイプに出場する御所市民の平岡 卓選手(18才)の壮行会が出身校でもある御所小学校体育館で盛大に行われました。▼オリンピック出場は奈良県民、いや御所市民にとって大きなプレゼント。市制施行55年でGO-GO  GOSE!目指せ頂点(てっぺん)のまちを掲げ、記念事業にも取り組んできた、3月が来れば56年になる。目指せ頂点のフィナーレに御所市は世界に向け大きな花火を平岡選手に打ち上げてもらった。それだけで十二分!スポーツ選手にとって世界の頂はオリンピック(エベレスト)。雪のない奈良県民には、それこそ険しい道のり。サポートあり、理解者あり、家族をも連れての試練。世界の頂き、五輪のステージに立った平岡君に、あとは、てっぺんの景色・空気を存分に吸い込み、自分へのご褒美(メダル)幸運が招かれることを願う次第。オリンピック初出場に臆することなく競技に集中し夢の大舞台をノビノビ愉しんでいる平岡選手の姿を私は想い描いている!!

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