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水平私考SUIHEISHIKOU

正志の『水平私考』 2014年4月号

出会い多き新年度の始まり! そして、嘘をついてもよいとされる4月1日。 人間関係を円滑にするうえで嘘と冗談は時に必要。罪を作らない思いやりと和みのためなら嘘も方便、人間関係も融け合い楽しい。しかし、罪を作り幸福を奪う嘘はダメ、取り返しがつかない。年中エイプリルフールへ招かれるのは「迷惑千萬」ご注意! テレビを賑やかした佐村河内氏もそのひとり。 謝罪会見では、手話通訳の途中なのに、受け答えしている姿を記者が指摘。耳が聞こえないとされていた本人は、すぐにその言葉で不機嫌になり語気を強めた。理性と感情のコントロールは難しい。STAP細胞論文も然り。共同研究での発表だけに疑問も多い。 ねつ造の裏には「手柄・プレッシャー・思い込み=決めつけ」など目に見えない力がはたらき加害者となる類だ。こちらは権力による強要で『嘘の自白』をさせられ半世紀近くも拘束された袴田事件、これは最たる被害者だ。 そして、何処へ往ったか?謎が深まるマレーシア航空機。不可解な出来事は人を変える魔力を感じる。▼孔子の姿を見て弟子が言った《怪力乱神を語らず》「怪力」不思議な凄いちから「乱神」道理にそむき世を乱す鬼神の意。そんな怪異な出来事が注目された先月、私は傘寿(80歳)を元気で迎え幸運だ。80にして「意気軒高」 積み上げてきた感謝を今後どう活かすか。『孔子の言葉』に、80にして「恩に報い徳に謝す」とある。私も持続可能な限りガンバロウ!嘘がまかり通った最大の人権侵害、恐ろしい戦争を体験した者として、人権と平和の大切さを今後も強く伝えてゆく。この心境は明日以降も真実!!

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