MENU

水平私考SUIHEISHIKOU

正志の『水平私考』 2014年10月号

御嶽山の突然の噴火、つい先日の局地的豪雨による土石流など、天変地異の猛威。スマホの緊迫映像。危険予知の活用に、進化するハイテク技術をリンクさせ高めよとはドン欲か?▼愈々恒例、ダイドードリンコ杯少年野球大会も12回目を迎える。子供の成長を楽しむ保護者・関係者が見守る中、ちびっ子選手2000余人が堂々の行進。勇姿は壮大で日本一。大会発足時、各地少年野球の招待試合で親交が深まる中、御所市少年野球連盟参加11チームの保護者たちが心を寄せ合いダイドードリンコ(株)の協力を得て、招待試合が始まった。当時は県下少年野球チームも250を越えていた。第一回大会の参加は75チーム。元プロ野球有名選手のゲストもあり、ベスト8へ勝ち進めば、憧れの佐藤薬品スタジアム(橿原公苑野球場)でプレーできる、いわば県内学童野球の大祭典となった。今では参加希望チームも130を越え人気を集める。▼少年野球の人気は依然高いが、少子化の社会情勢の影響か、農山村は過疎、「子ども」たちの姿が少ない。チーム編成もむずかしい状況だ。主催団体の御所にあっても今や3チーム編成が精一杯。現象は県下所々でみられ今は、150余に減少。ベビー出生数は最盛時269万人から、比して今では103万人余りという現状。▼災害は『予期せぬ事態』なれど、人口減は「予期される事態」。人口減社会がクローズアップされ安倍内閣は「地方創生」を掲げた。「消滅可能都市」対策と意気込んでいる。しっかりと「子育て」環境。農山漁村活性化へふるさと「Uターン」「Iターン」魅力創造の対策のぞみたい。

戻る