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水平私考SUIHEISHIKOU

正志の『水平私考』 2015年4月号

統一地方選挙前半戦、奈良を含む全国10の道県で知事選挙がスタート。 私が立候補する県議会議員選は明後日に公示、投開票は知事選と同じ12日。 現在、対立候補者の姿は見えない。 過去には公示日に立候補の届けだけをした方もあり油断禁物。 後援会の皆さんと共に選挙準備の心構えは万全。 有り難きこと感謝! 日々4年4年を積み重ね、元気に10期目を目指せる環境にも感謝。 だが時局は、政治や行政の力だけでは解決できない『超高齢化社会と少子化・人口減・農山村の限界集落』は難題だ。消滅可能都市と言う課題まで出始めた。政府は重要施策として「地方創生」を打ち出している。アベノミクス三本目の矢「成長戦略」が地方へ及ぼす影響に好転はあるか?民間活力を盛り上げられるか?地方の政治・行政手腕で明暗が分かれそうだ。 ▼20年前、合併特例法が始まり、国の合併特例債の支援を受けようと全国の市町村で巻き起った平成の大合併から10年。良い面と悪い面は地域に寄って様々だ。人口の少ない地域では合併後、議員に推しても立候補する人もいない、一苦労と言う所がある。 ▼地方にとって痛みだけが残った三位一体改革から地方分権改革への移行。 地方の時代へと、響きはよいが過疎は進行するばかり。人に住み居着いてもらうには、来てもらうことから始めなければ立ち行かない。 閉校・閉院・閉店など日常生活も支障を増し、都市と田舎の利便格差は広がるばかり。▼県内に海は無いが、県の南東部は自然豊かな綺麗な山や川、澄んだ空気と生活に欠かせない豊富な水がある。県民はその恩恵を受けている。 県内外の人々がレジャーや行楽を満喫できるのも、そこに人の暮らしがあるからこそ荒れ果てず保たれるのだ。その田舎も今は、暮らす人から守る人へと変わりつつある。 弱者と呼ばれている少数派、光りが当たらない場所に目を向け、光りを照らす政治の志は10期目にチャレンジする今も変わらない。

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