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水平私考SUIHEISHIKOU

正志の『水平私考』 2015年5月号

4年に一度の統一地方選挙、すべての日程が終了。私も前半戦では、前期に続き無投票にて10選の幸運を得ました。後援会、各種団体、ご尽力下さった皆さまに心から感謝申し上げる次第です。 ▼今後の政治、国や地方である奈良県政に於いても課題は山積。景気経済の活況、財政再建、格差是正、少子高齢化や人口減対策など多大。国にあっては、「少子高齢化への対応、人口減への歯止め、東京圏への人口是正、住みよい環境確保」の実現にむけて「まち・ひと・しごと創生法」を制定。奈良県も地方創生本部を国に先駆けて設置し、国とマッチする展開を示す。 ▼県南部と東部は30年後、45%の人口減との推計がなされている。私が代表を務め、超党派で活動している県議会南部振興議員連盟の使命は重大。産業、観光、農林、医療、福祉、子育て、教育など、しごとを含む具体的な対策の強化やマイナスをプラスに変える発想の転換、叡智を搾り出せられるかが重要になる。地方政治にあっては党や会派を超越した連帯で取り組まねば、あらゆる創生(生み出す力)が鈍る。 ▼ところで、選挙期間中にも事件や事故、人災や天災が起きた。大惨事は免れたものの広島空港ではアシアナ航空機が着陸に失敗。ネパール中部では巨大地震で、一万人近くの人々が犠牲になっているとの報道もあり心が痛む。乗り物は機械と操縦者に命を委ねるしかなく、天災は起こらない事を祈るだけである。人災への対策、天災への対策、先を見据えた対策。失敗から学ぶ、辛い体験を繰り返さない、転ばぬ先の杖、どれもこれも重要である。

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