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水平私考SUIHEISHIKOU

正志の『水平私考』 2015年12月号

2015年師走。新年の挨拶をしたかと思えば、いつの間にか暮れの挨拶。月日の経つのは早いですね。待つのは長いが、過ぎれば早いと言ったところでしょうか。しかし、手帳を見ながらアレコレ思い返えせば、一年はそれなりに長い。日々の大切さや、一日で歴史が変わる事にも気づく。▼今日は一年を振り返る年末恒例の新語・流行語大賞が発表される日。ノミネートされた50の候補を見ると半数近くが政治に関連している。なかでも安保法案に絡んだ言葉が10個と全体の2割。ちなみに昨年の大賞は「集団的自衛権」と「ダメよ~ダメダメ」の2つ。年頭所感のメールマガジンで、この2つを繋ぎ合わせた言葉に触れたことを思い出す。今年ノミネートされた中に「戦争法案」「はい、論破!」がある。繋ぎ合わせ、「してやったりと ほくそ笑む」方が、いらっしゃるかは定かでないが、決して流行語で済まされる問題ではない。▼来年の夏には参議院議員通常選挙が挙行され、18才の現役高校生も有権者になる。地方も国も「政治不信にコミット」していられない! 来年のことを言えば鬼が笑うと言うが、鬼も角折る世の中にしたい。慈愛と人情。和栄のロマン広がる世界を求めて・・・2016年も政治に邁進。

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