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水平私考SUIHEISHIKOU

正志の『水平私考』 2016年2月号

2016年も早一ヶ月。ニュース様々、聞くも辛いニュースあり。幼い子どもへの虐待や暴行、命まで奪う事件が後を絶たない。メルマガ年頭所感で「新年を迎えるたびに、平和な年でありますようにと願う。一年を振り返ると身震いするほどの『天災・人災・紛争・殺人・事故・テロ』など、いつ、どこで、何が起きるかわからない」と書いた。たったひと月の間に、願い叶わぬ悲しい出来事がアチラコチラで… ▼1月15日深夜、長野県軽井沢町の国道でスキーツアー客を乗せたバスが、緩やかなカーブを曲がりきれずに道路脇へ転落。運転手2人と乗客の大学生13人が死亡、26人が重軽傷。悲痛の大惨事。安全に対する運行会社の企業責任の低劣悪さに憤怒する。ツアーを企画した会社にも同じ憤怒をもって抗議する。お金と安全、優先順位を間違えてはダメだ!廃棄食品の再利用問題なども、大惨事のバス事故同様、事件に相当する。「仕事の下請け、丸投げ後は、ワシャ知らん」の体質は徹底改革すべし。企業の社会的使命だ! ▼スポーツ界からは、夢や希望や活力をもらえる喜びのニュースあり。Uー23サッカー日本代表が、リオ五輪出場切符を手にした。 大相撲初場所では、大関 琴奨菊関が初優勝。横綱昇進にも期待が懸かる。優勝インタビューで琴奨菊関が、何度か口にした「ルーティン」という言葉。昨年のラグビーW杯日本代表、五郎丸選手の拝みポーズから一気に火が付いた。元々は同じことを繰り返す単調な作業を指す「ルーチンワーク」が語源という。しかし今は、技術の向上や体力作りに、この一連の動作を取り入れ、集中力を高めてトレーニングや試合に望むスポーツ選手が多い。 今後、企業も『一歩先の安全をも確認する』作業をルーティンにして、大切な仕事に取り入れるべし!! 安全への集中力が高まれば、安心も広がり信頼も得る。

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