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水平私考SUIHEISHIKOU

正志の『水平私考』 2016年3月号

恒例サラリーマン川柳100選が発表された。ノミネート作品に「マイナンバー 国より厳しい 妻管理」「うちの妻 ドローンがなくとも お見通し」「地方より 創生したい 我が家庭」など、心情を察する川柳は忿懣の裏にも笑みがある。次々うまれる新語・流行語。▼2月に入り、ベッキーさんが芸能活動を休止、甘利 大臣の辞任、宮崎 謙介 衆院の辞職など、人間の弱い部分を暴いた「文春(センテンス スプリング)」から、育休やゲス、LINEが次期候補?誰にでも『大・小』間違いはあるが、築き上げた立場やイメージとのギャップで同じ過ちでも、その『代償』はシャレにもならぬほど大きな差となり跳ね返る。▼心にブレーキ、緩み禁物の中、丸川 珠代環境相の「反放射能の人がワーワー騒いだ」。丸山 和也参院の「アメリカは黒人が大統領になっている。黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ。はっきり言って」「日本もアメリカの州になれば集団的自衛権、安保条約は問題にならない」拉致問題も起きなかったと。この二人の暴言は、悩み苦しんでいる方への侮辱である。政治家の「規範・礼節」全くなし。「品位上げ 気位・目線 下げるべし」憤慨は川柳でもたりぬ。仮に日本州となっても、日本は敗戦被爆国の歴史がある。戦争にブレーキを掛けよと言える実体験国なのだ。原子力も戦後教育も、先に進んだドイツに学ぶところは多い。他国から見れば、日本はアメリカの傘の下。調子にのっていませんか、過去の過ちを忘れたのですか!となる。▼ガンジーは「過去は私たちのものだが、私たちは過去のものではない。私たちは現在を生き、未来をつくる。たとえその未来に私たちがいなくても、そこには子供たちがいるから」との名言がある。互恵の妥協点が戦争で共に戦いましょう!は異常な力みであり本末転倒だ!優越は人間の悪い癖(悪魔)がでる時です。▼『赤信号(違憲)みんなで渡れば(戦争法)怖くない』は早く消さなければならない「過去だ」。一旦停止と左右確認の「災難無き未来」へ進みましょう! 夏には参院選、18才からの投票も始まる。「集団的 自衛権行使  廃案へ!」若者の選挙権を有効打に!

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