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水平私考SUIHEISHIKOU

正志の『水平私考』 2016年8月号

残暑お見舞い申し上げます。この度、私儀、奈良県議会議長に再びの就任。厚い御支援のお陰に深謝申しあげる次第です。就任早々の記者会見の抱負に、私は「地方の政治家といえども日々常々襟を正しつつ、ザックバランのおおらかなスタンスでありたい」と述べたものです。つまり、今まで通り正直に物事に接し、向き合うということであります。糊塗的、ひけ腰ではダメ。課題に果敢な対応をして参ります。県会議員10期のキャリアは皆様からの御支援・御厚誼に護られ固められし「信頼と絆」であり、貴重で大きなエネルギーとなっています。「国際化と地方」を背負う今日的課題に今日の政治・経済の動向は必ずしも公約どおりには運んでいません。地方の叫びは何故届かないのか!不満の渦中にありての今次参議院選挙の結果は・・・ この現実を克服してくれるのでしょうか。私は大いなる疑問を抱きつつの側に居ます。ひたすら国策の堅実性を願求し続けます。近隣諸国との友誼和栄とテロの撲滅。人権文化の昂揚。経済の活性化と富の公平なる分配。税財政と社会保障の立て直し。少子高齢化。都市と地方農山漁村の格差是正など、多様な課題が鬱積しています。県政にありても、奈良県勢の均衡ある発展をめざし、引き続き南部振興議員連盟の会長として頑張り続けます。なお、県議会をはじめ、市町村議会議員連帯による奈良ヒューライツ議員団の輪を広め、人権文化・人権観光を盛りあげます。また、京奈和自動車道路(御所道路)も来春には五條へのトンネル貫通で和歌山県白浜・新宮へと移動時間が早くなります。県南部の玄関口ふるさと御所の工場団地の早期実現への御協力をも懇願しています。なお、今年も熊本に大地震と暴雨。日本全土に次々と襲う大災害に脅える現実です。復旧支援と併せ、耐震防災を備えることに努めつつの日々。 命とくらし、人権があたたかく守られる世の中へ! 政治に邁進! 皆様の幸運を祈念しています。

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