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水平私考SUIHEISHIKOU

正志の『水平私考』 2017年12月号

先月19日、「第3回はがきの名文コンクール」の表彰式が御所市名柄(ながら)の郵便名柄館・郵便庭園で行われ来賓出席。今回のテーマは「わたしの願い」。全国から寄せられた約3万通の中から31名(三部門)の方が選ばれた。表彰式には、8歳の坊やから101歳の女性、北は北海道から南は九州の方もお越しになられていた。表彰状の授与では「御所おはなしの会」のメンバーが、表彰者の紹介に合わせて作品を朗読。当日は気温も低く葛城山から吹き下ろされる風も加わり、身に堪える寒さであったが、心温まる名文に寒さも忘れ聴き入った。願いには「家族・亡き方・仲間・郷土・生き物・自然環境」への愛情が満ち溢れており感銘。▼ところで今日から慌ただしい師走。県議会、忘年会、一年の総括、新しく迎える年を見据える月。後援会ニュース、いくつかの機関紙、年賀状など、新年に向けた挨拶文や年頭所感に追われるところ。しかし、新年に馳せる思い「平和・人権・環境・生命」「景気・経済・暮らし」の柱は毎年変わらない。来年の事を言えば鬼が笑うと言うが、この大切な柱が強固であれば、鬼の出る隙もなかろう。▼来年は私に関わる組織のおよそが節目を迎える。その中に「こふれ(CoPHREE)21」と言う中企連・企業連の若手経営者の異業種交流組織が、結成20周年を迎える。名称の由来は、共に(Co)、平和(Peace)、人権(Human Rights)、環境(Ecology)、経済(Economy)のかしら文字をとり名付けた。この柱であるキーワードを大事に「ともに共存・共栄・共創」を目指して、心映えの輪も積み重ねてきた。そんな輪がさらに膨らみ、裾野を広げ次の世代、また次の世代へと伝承し、暮らしも心も豊かな世の中に向い続いて行けるように!「人間の尊厳」が私の願いである。

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