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お知らせNOTICE

新年のごあいさつ

新しい年を迎え、市民皆様の御健勝と御多幸を祈念申しあげます。
亥年の今年は愈々新しい元号が始まります。四月いっぱいで平成の時代が終わりますが、私にとっては三度目の県議会議長(第九十九代)の在任期であり、この上ない幸運な人生です。
古代の歴史・文化が香り、ロマンを感じさせてくれる御所のまちに生まれ育ち、四十年間にわたり、県議会で政治家として経験を積ませていただいている私。人権と人情と信頼のプラザを広めることを基本に活動して参りました。とりわけ、私は南部振興議員連盟会長として、頑張って参りました。常日頃、「南高北低」の県政施策に力を入れていくことこそ「奈良県全体の均衡ある発展につながる」と主張。その成果に喜びを感じています。
京都―奈良―和歌山を結ぶ京奈和自動車道御所南―五條北間も完成し「関空」への時短。御所にも立ち寄る奈良県全体の観光客が増える環境づくり、その要因になります。御所南P・A(御所の郷)のハーフI・Cを和歌山、五條方面からの北進にも誘導、国道309号線に結ぶ「四分の三(スリークウォーターズ)I・C」の提案と実現です。ふるさと御所への観光誘致と同様に重要なのは、京奈和自動車道路御所I・C周辺への産業集積団地の完成と工場誘致の推進です。経済の活性化や働き場所の確保と県南部地域振興に繋ぐ基本です。
御所に生まれたこと、御所で育ったことを誇りに思い、この地で仕事ができる喜びを感じる次世代の人たちに期待をもちたいと願求します。その環境・条件づくりの使命は今の私たちにあると自認しています。少子化・若者減少のための高校合併などの課題に直面していますが、私は青翔、御所実業の県立高校二校の存続を、「小さい郷」ながら何としても守り通します。
少子高齢化による人口減少や働き手不足が深刻さを増す今日、一千兆円を超える国の累積赤字が頭をよぎります。新元号の時代は、これら大きな課題を背負っての船出です。先祖・先達伝来の文化継承の様々な祭礼行事を通し、ふるさと蘇生・活性化を願求します。市民皆様のふるさと御所に愛着するたゆみない御尽力にお応えし、市政と県政のつなぎ役として今年も頑張って参ります。
「佳き正月の夢」が、現実となることを祈念して年詞といたします。

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