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水平私考SUIHEISHIKOU

正志の『水平私考』2019年4月号

新元号が午前11時半頃に発表される。このメールマガジンが発信される1日、正午には○○に決まった、と世論は賑わうでしょう。私はそのころ、7日投票の県議会議員選挙の真っ只中、選挙カーにて御所の街を元気に駆け回っています▼元号の発表は、今日であるが、天皇陛下の退位日は4月30日。先週3月26日、天皇・皇后両陛下は、橿原神宮(神武天皇陵)を参拝され退位を報告。橿原神宮駅にて、県議会議長の私も、村井副知事、奈良県警遠藤本部長、森下橿原市長も行幸啓に同行▼両陛下に直接お会いするのは今回で4度目。奈良県への行幸啓で3度(県議会議長として)の同席、2008年10月31日には、両陛下主催御食事会があり、テーブル正面に天皇陛下、両脇に荒井知事と藤原奈良市長(当時)、向正面に皇后陛下がお座りに、その隣が私の配席。記憶に残っている会話のひとつに、陛下から、『議長さんはどちらにお住まいですか』と問われ、「御所(ごしょ)と書いて御所(ごせ)と読む所」です、と御所市を記憶に残してもらえるようご説明▼今回の行幸啓にも、橿原神宮前駅 貴賓室にて、両陛下との面談に恵まれました。その中で、私に語りかけられた時に、10年前の記憶を呼び戻し、「御所(ごしょ)と書いて御所(ごせ)と読む所」の話を伝えますと、天皇陛下からニッコリと、御所(ごせ)の『特徴はなんですか』とのご質問。私は「ラグビーの強いまち、御所実業高校は花園(ラグビー全国大会)で常に上位の成績、卒業後は、帝京大学(大学選手権9連覇)など、強豪チームで活躍している学生も多く、御所の名を全国的に有名にしてくれています。」とご返答。関心を寄せられた陛下も、にこやかな表情を醸し出され、その後、両陛下と同世代の私という雰囲気のなかで、穏やかなひとときをお過ごしになられた▼新たな時代を元気なお姿で、迎えられるのは、生前退位の喜び。私も新元号と共に元気健康の喜び。1にも2にも3にも御所、人口減に歯止めをかけ、南の玄関口を発展させ、更なる「南部地域の振興」「県政均衡発展」へと繋げたい。みな様から県議10期、変わらぬ温かいご支持・ご支援により、鍛えられた宝(政治力と人間力の基礎)を、これからも国と県と市を繋ぐ貴重な1議席のパイプに、さらに磨きを強め、安心してもらえるパイプ役として最大限発揮!を政治家の使命と受け止め、「新元号と共に郷土御所の明日に向かって!」邁進!

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