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県政報告KENSEI-HOUKOKU

■川口県議が県行政組織再編案に強く提言

川口県議は、2月定例県議会開会まで協議された県政予算編成中に、事前展開された幾つかの問題点に苦言を呈した。とりわけ、県組織再編案に関わって「奈良新『都』づくり戦略」プロジェクトを、着実に推進するための県行政組織機構の再編成に提言。とくに、伝統的な県政の主要施策である「農林」の分離に注目。「農」は「食と農の振興部」として残るけれども、「林」の部局は翳りがあるとされているのか、縮小的な取り扱われ方に批判した。その結果、再編案は議論され「水循環・森林・景観環境部」として修正された。行政組織再編案では現行の「林業振興・奈良の木ブランド・森林整備」課に加え、「水資源政策課・森と人の共生推進室」が新たに設けられた。また、建設常任委員会においても、①各地に増長される報告ケースの提起を踏まえ、無届けの乱開発。砂防地区、風致地区、林野や田畑の用途変更に絡む、虚偽開発計画などに対する是正指導の展開だけでは、悪徳行為の解消には繋がらない。司直の報告をも加えた関係機関の連携措置について再々の強調提起・・・②治山、治水、強靭な防災対策に備えるよう、とりわけ、人材体制についても言及。土木建築の技術職員の増員にふれ、募集人員の枠や採用条件(年齢・経験・賃金)など柔軟に幅広く対応するよう要望した。

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