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日々の活動DAILY ACTIVITIES

こふれ21 十津川村の水害慰霊碑前で先人を悼む

県内の若手経営者の会「こふれ21」(清川大輔会長)の役員18人と事務局は11月4日、吉野郡十津川村を訪問。同村小川の21世紀の森・紀伊半島森林植物公園内の十津川水害慰霊碑の前で、明治以降の大水害で犠牲となった人々に花を手向け、心から先人を悼みました。この後、一行は同村の「昴の郷」(同村平谷)で行われた研修で、更谷慈禧(よしき)十津川村長の「十津川村・新十津川町の歴史」をテーマにした講演に耳を傾け、明治の十津川大水害から130年を迎えた今でも、両町村が深い絆で結ばれている歴史話に感銘を受けました。こふれ21は毎年、先進地視察を重ねてきたが、今年は新型コロナの事態により中止。来年は感染が終息に向かうのではとの期待をこめ、奈良県人として新十津川町を訪問することの意義として、予備知識を得るため、更谷村長に講演を依頼。この企画に、こふれ21名誉顧問の川口正志県議も同行。「人生、出会いが大事。お付き合いして感性が磨かれる。更谷村長と私の出会いもそうだった。十津川で、ある種の人生の豊かさを教えてもらった。(経営者が)『働く』のは、『ハタを楽にする』こと。忍耐力のある人間になろう」と激励のあいさつ。また、清川会長は講演会の冒頭に「地方創生や地域活性化、地域を守るのは何よりも人の力と郷土愛、やる気が大切。その郷土の力がこの日本一大きな村、十津川郷にあると感じます。3年前、十津川村、新十津川町、奈良県の三者で相互交流を深めるための連携協定が結ばれました。真心と最先端技術の融合こそ地域創生につながるはず。そんなヒントを探しに十津川村の空気を肌で感じ、母村として敬愛される新十津川町民との深い絆を知ることは、来年の視察に向けての大きな喜び」と主催者を代表し感謝を伝えました。

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