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日々の活動DAILY ACTIVITIES

奈良県フォレスターアカデミー開校・入学式

森林環境管理を担うスイスの国家資格「フォレスター(森林)」に学び、県が専門職の育成、スキルアップを目指して創設した県フォレスターアカデミーの開校・入学式が4月6日学校開設地の吉野町貝塚、県立吉野高校体育館で開かれ、川口県議も来賓出席。式典後に場所を移動して行われた最新の重機作業のデモンストレーションも見学。入学生徒は、高等学校卒業生のほかに、会社員、教員、自衛官などを経験、社会人も含め18歳から70歳までの20人(受験者95人)。生徒の皆さんは、山の手入れ方法や様々な用途に使用される重機操作訓練、林業の経営、生態学を集中して学びます。コースは2年コースと1年コースがあり、森林管理の指導役を育成する2年間のフォレスター学科には17人が入学。うち6人は県職員として採用され配属先の市町村で専門的に森林管理を担う。残る11人も森林組合や林業会社の幹部などを目指す。1年間の森林作業学科には3人が入学。卒業後は環境管理作業士として力を発揮する。入学式では熊本県菊池市出身の原田拓さん(18)が宣誓した。※国は「森林・林業基本計画」において、本格的な利用期を迎えた森林資源を活かし、新たな木材需要の創出や、主伐と再造林対策の強化等による国産材の安定供給体制の構築を車の両輪として進め、林業・木材産業の成長産業化を図ることを平成28年5月に閣議決定している。奈良県は、県林業労働力確保の促進に関する基本計画に基づいて、今年4月から4年後の令和7(2025)年までに、新規就業者数の目標を285人におく。そのため、県フォレスターアカデミーの卒業生を新たな林業就業者として養成し確保できる。同校の存在は大きい。

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