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日々の活動DAILY ACTIVITIES

正志の『新年ごあいさつ』2022年

謹賀新年  先ず、すべての皆様の御健勝を御祈念し、年始のごあいさつを申し上げます。新しい年を迎えましたが、依然としてコロナ禍パンデミックは世界中を脅かし続けています。社会、経済の悉(ことごと)くの活動は塞がれています。経済の格差は拡大し、生計の困窮度は増長するばかりです。感染者はやや減少といえども、医療危機の懸念は続きます。頼みの綱、何かに縋(すが)りたい。年始恒例の干支「壬寅(みずのえとら)」の縁起に佳(よ)き年をと念じます。「トラ」は美しく気品に溢(あふ)れ、しなやかで力強い動きがあり、古くから畏怖(いふ)の対象とされてきました。「壬」とは、ゆったりカーブを描きながら流れる大河を表し、安定性や落ち着きがあり、加えて決断力の意味を持っていると言われてきました。2022(令和4)年は、所謂(いわゆる)「アフターコロナ」へ向かい、社会も経済も動き「人間の尊厳」「生命・心身ともに元気」な和栄世界の実現に進むことを、強烈に願求する次第です。

さて先般、任期満了に近い日程での衆議院選挙が執行され、各政党が立候補者それぞれに、今日的課題の緊急性、重要性が主張・提起が熱っぽく競われ、民心は結集され、自由民主党岸田文雄首相の政権が発足しました。国の政治は「縁起や占い」より重大であります。私も地方政治に携わる一員であります。自らのスタンスのマイノリティを以(も)っての「人権と人情と信頼のプラザ」を心に抱きつつ、共感すべきことに連帯します。とくに、岸田首相の「私の耳、聞き上手は得意「新資本主義を修正し、格差是正と分配の平等」にと、主張された事の系統的内容は示されていないが、私は大いなる関心を寄せています。

「社会保障は縮小させない」「富裕層への富の集中は、格差を拡大させていることへの懸念」と、私は捉えています。諸課題は多様であります。主張の表現は同じでも、概念に差異有り、対策、政策の組み立て編成も短絡にはなりません。「人間性の原理」に想いが重なります。「自由と民主」の概念、グローバルとローカル」「歴史と展望」。私はやっぱり、究極の「人の魂とは」を識(し)ることに努めたいと、自らに聴かせながらの人生を……。 とりわけ、奈良県の均衡発展の要、南和の振興を基軸に政治参加の意義を求め続けます。 すべての皆様に感謝し、新年のごあいさつと致します。

 

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