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日々の活動DAILY ACTIVITIES

■水平社博物館リニューアルオープンセレモニー

2月27日、水平社創立100周年記念に合わせ水平社博物館展示がリニューアルされ、3月3日のリニューアルオープンに先駆けて、地元・関係者・来賓の皆様を中心としたプレオープンの式典(内覧会・テープカット)を開催。式典には奈良県から荒井正吾知事、吉田育弘教育長、東川裕御所市長、奈良県市町村人権・同和問題啓発活動連協会長 上田 清大和郡山市長、部落解放同盟中央本部 西嶋藤彦書記長をはじめ、御来賓9名の方々のテープカット、花を添えていただきました。コロナ禍を鑑み、来賓・関係者のみでの規模を縮小し行われた。来賓を代表し荒井正吾知事は「100年前に人権尊重、差別反対を奈良県から訴えられたことは我々奈良県人の誇りと言っても良いです。いま、世界中で人権が謳われています。本来こうした人権尊重は中央(国)が進めていかなければならない課題、国が中心だった時代に、小さな地方から旗を揚げられたに驚きと、地方存在は基本的な価値に立ち返って、その基礎に立って仕事をすべきと改めてこの地で思う次第」とごあいさつ。 主催者を代表して公益財団法人 奈良人権文化財団の川口正志理事長は「水平社の魂は人権文化・人間の尊厳を求め、今尚、脈々と生き続け我々に訓え続けています。この地はマイノリティーの人権のふるさと。水平社博物館は世界の国際人権博物館連盟に日本から唯一加盟。この大いなる誇りは国連が提唱しているSDGsと通底しています。荒井知事も魅力ある美しい景観づくりを目指して、「奈良県植栽計画(「なら四季彩の庭」づくり)」を推進されています。水平社博物館前、西光寺に隣接する人権のふるさと公園には多種多彩の桜の木が植えられ、桜の花びらもピンク色に限らず、グリーンの花(御衣黄桜)を咲かせ、芝桜(1万5千株)の絨毯(じゅうたん)は彩の公園を華やかに演出。人間の尊厳、それは人権・命です。人生は明るく楽しいものでなければ眞の人権文化の花は咲きません。人権観光の地・人間の尊厳の確立を目指して和栄を招く、水平社発祥の地として皆様に訪れてもらいたい。今後も先人の魂を引き継いで参る次第です。」とあいさつ。

 

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