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日々の活動DAILY ACTIVITIES

水平社博物館リニューアルオープン!奈良県も人権問題を学ぶ場として推進!

3月3日(木)、人間の尊厳と平等、差別のない社会を求め立ち上がった全国水平社創立大会(大正11年3月3日)から100年を迎えたこの日、水平社博物館(理事長 川口正志)がリニューアルオープンされた。開館に先立ち、地元の御所市立掖上小学校6年児童24人が博物館前で、自分たちで考えた「掖上人権宣言」を読み上げました。児童たちは「自分がされて嫌なことはしない」「一人一人が思いやりをもって行動する」「相手の想いを知るために相手の話をしっかりと聞く」と宣言。人権学習で学んだ思いを披露。3月8日、県議会の一般質問でも水平社博物館の「県職員・教職員の人権施策の推進」活用について、浦西敦史議員(創生奈良/吉野郡選出)が県政に質した。吉田くらし創造部長は「リニューアルを機に、水平社博物館は部落差別に関する展示解説だけではなく、アイヌ民族やその他のマイノリティーの問題も取り上げ、人権問題に対しての見地の幅を広げられ、人気漫画や歌などから人権問題に関わる言葉を取り上げるなど若者が興味を持って見学できるように工夫をされている」と参館の感想を述べ、「今日SNS上による差別、新型コロナウイルス感染に関する人権侵害など、さまざまな人権問題が生じていることを認識し、今後も職員、教職員一人一人が人権問題を自身のことと捉え、人権意識を高めていくよう取り組んでいく」と答弁した。

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