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日々の活動DAILY ACTIVITIES

水平社創立100周年記念レセプション開催

1922年3月3日、京都(岡崎)で全国水平社創立大会が開かれ、今年で100年。同年、5月10日に八木町(現橿原市)で奈良県水平社も創立。奈良県連としても同日、橿原市内のホテルで盛大にとの計画でしたが、コロナ禍、感染防止を図るため組織内関係者(約180人)に絞っての開催となった。開式に100周年プロモーション映像を上映、水平社博物館駒井忠之館長の水平社宣言朗読。開催にあたり伊藤満委員長は、これまでの運動を振り返り「行政施策は重要だが、部落差別がそれですべて解決できるものではない、『市民運動と連帯して社会的課題を解決していく』『寛容と包摂の社会をめざすまちづくり運動の展開』と2つの運動の方向性を提起」。 川口正志 記念事業実行委員長(県連常任顧問)が『私の運動史―水平社そして県連を支えた先達の思い出とともに』と題して講演。「この間60年にわたり県連書記長・委員長として運動・組織を牽引してきた歩みを振り返り、すべての人の尊厳が大切にされる水平社の心、その心と思いを一つにするSDGs(持続可能な開発目標)を基本とした今後の運動の展開が大切だ」と語った。また、昨年度募集していた『地域のいきいきまちづくり推進事業』の表彰式が実施され、横井、大福吉備、岩崎、曙、柏原、小林の6支部が授与。その後、「部落解放運動のあらたな前進にむけて」をテーマに、山口善熙、山田正弘、松谷 操、三人の副委員長がマイクを握り、課題提起や決意表明が行われた。終わりに、水平社創立100周年を記念し制作された映画「破戒」の予告編を上映。100周年をさらに盛り上げるため上映運動に取り組んでいくことを確認。田川雅人県連常任相談役の団結ガンバローで水平社の心をさらに広げ継承してゆくことを誓い合った。

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