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県政報告KENSEI-HOUKOKU

新十津川町役場庁舎完成記念式に出席

6月20日、北海道新十津川町で毎年挙行されている新十津川町戦没者・開拓物故功労者・消防殉職者追悼式、新十津川町開町132年記念式典に出席。本年は新十津川町役場庁舎完成記念式も併せて行われ、奈良県議会から議員派遣により4名が代表し出席。前夜に行われた新十津川町による来賓招待の交流会では県議会を代表し川口正志県議があいさつ。式典終了後には地元特産品の農産物やバイオマス発電など、町の産業振興課から事業紹介を受けた。2017年には奈良県と十津川村及び新十津川町は互いの特産品の宣伝販売や観光情報の発信などの分野において協力を行う連携協定が締結されている。新十津川町の特産品は大きく分けて4種類。米・生椎茸・玉ねぎを中心とした農産物、金滴酒造の日本酒、ジンギスカン・ホルモン等の肉類、ソーセージ等の肉加工品。「ヴルストよしだ」のソーセージは2016年ドイツのコンテストで金メダルを獲得している推奨産品。酒米は全道一の作付けがあり、高知県高知市の酔鯨酒造をはじめ道外でも使用されている。なお、酒米粉活用研究事業にも積極的に取り組まれて様々な商品開発が行われており「甘味料、パンまたは焼成食品材料の製造方法」では令和2年12月に特許権の設定登録がされて供給している。続いて訪問視察した熱供給センター運営事業では、木質バイオマスボイラー導入を導入し、グリーンパークしんとつかわ、スポーツセンター、温水プールの熱源としている。 ※北海道新十津川町では、奈良県十津川村を「母村」奈良県を「母県」と呼び長きにわたり親睦交流を重ね続けられている。

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