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県政報告KENSEI-HOUKOKU

川口正志県議が一般質問、県政課題を質す!

冒頭、川口県議は、本年3月3日は人間の尊厳と平等を求めて「全国水平社」が創立、100年となる記念すべき日、全国水平社の創立は、部落差別撤廃、自由と平等、人権の確立を目指す部落解放運動の原点であり、画期的な第一歩。その理念は時を超えて受け継がれ、2015年の国連サミットにおいて全会一致で採択された、人権をキーワードとする持続可能な開発目標、SDGsとも通底するもの。その3月3日に合わせ、水平社宣言を起草するなど、全国水平社創立の中心となった西光万吉らの生誕地であり、「水平社発祥の地」である御所市柏原において、私が理事長を務める水平社博物館が、リニューアルオープンの日を迎えました。今回のリニューアルでは、アイヌ民族やその他のマイノリティーの問題などに、人権問題についての見地を広げるとともに、人気漫画や歌などから人権問題を採り上げるなど、若い方々が興味を持って鑑賞いただけるように工夫を行いました。オープンに先立つ2月27日には、地元・関係者・来賓の皆様を中心としたプレオープン式典を開催し、荒井知事にもお越しいただき、テープカットとご挨拶をいただきました。皆さまにおかれても、広く人権観光の気持ちを持っていただき、是非、一度といわず二度、三度と、足をお運びいただきますようお願い申し上げ質問に入った。質問では本年2月の定例県議会に提案され、可決・成立しました、「奈良県美しい南部・東部地域を県と市町村が協働して振興を図る条例」について、知事はじめ県議会の制定へのご理解とご尽力にお礼を申し上げ、知事及び教育長にいくつかの提案をしながら質した。質問要項は(1)南部東部地域の振興と交流の促進について。県と市町村が協働して振興を図る条例の理念の実現に向けた知事のさらなる意気込みと今後の方針について(2)教育長には十津川村と新十津川町の歴史と文化を現在、どのように学校教育現場で採上げているのか。また、両町村の交流の現状と併せて十津川高校の現状について(3)漢方のメッカ推進プロジェクトについて。生薬の生産促進に対する支援と、製薬業者への支取り組みを具体的に進めてゆくべきと援とをバランス良く組み合わせ、生薬の生産振興と製薬業の振興の実現に向けた知事の所見について。(4)薬事センターについて。令和2年に薬事センターの耐震工事を凍結した経緯と、その後のセンターのあり方についての検討状況。また今後このセンターが担う役割と改築工事を行うのか課題を質した。

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