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日々の活動DAILY ACTIVITIES

エセ同和高額図書お断り110番連絡ネットワーク」会議開催

今年で20回目を数える「エセ同和高額図書お断り110番連絡ネットワーク」会議を、2月5日、奈良県人権センターで開き、同ネットワーク構成団体(29団体)の代表者ら50人が出席。エセ同和行為をはじめさまざまな詐欺行為の根絶にむけてネットワークを強化していくことを確認した。冒頭、川口正志同ネットワーク代表が「エセ同和高額図書お断り110番連絡ネットワーク運動が皆さんの色んな努力で効果をあげている」と述べ、「反社会的な行為の撲滅へむけて連携・連帯を強め合っていこう」と提起した。会議では、エセ同和行為として昨年2月からの1年間に、同ネットワーク事務局に寄せられた事例については、0件、昨年4月から12月末までに同センターに寄せられたエセ同和行為以外の高額図書の送り付けや業界新聞購入に関する相談が7件あったことが報告された。また、令和2年度上半期に同センターに寄せられた消費生活相談が昨年より324件増えて2442件あり、60歳以上の高齢者からの相談が35.3%、新型コロナ関連の相談が13.5%にのぼることなどが報告され注意が呼びかけられた。その後各団体によるエセ同和行為に対する取り組み状況について意見交換を行い、各団体の取り組みが報告された。吉田・奈良県文化・教育・くらし創造部長は閉会あいさつで「来年水平社100周年を迎える際、エセ同和行為が発生する可能性があり、引き続きネットワーク会議を積極的に活用し、エセ同和行為根絶の取り組みをお願いしたい」と訴えた。

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